2013/08/19

いい加減、5バックのチームを3バックというのを止めて欲しい。

昨今また見直されている3バック。
10年ほど前はJで一番メジャーであったシステムですが、いつの間にかほとんどのチームは4バックになりました。

それが欧州のチームでも3バックで躍進するチームが増え、またJでも3バック採用の広島が優勝するなど、流行りそうな感じです。

ただしかし、広島や浦和、他の3バック採用のJリーグチーム全てに言えることですが、これらのチームが採用しているのは3バックではなく5バックです。

相手がボールを持ったときの守備側のスタートポジションを見ると、基本的にサイドの選手は最終ラインに含まれます。

当然、前からのプレッシャーはかかりませんので、後ろに引く形になり、所謂どん引きという状態になります。

攻撃のスタイルはカウンター中心になりますが、カウンターというのは最も得点しやすい戦術ですので、結果だけみると点が入り、試合を見ないで結果だけを見ている人に攻撃的なイメージを植え付けます。

今週の広島対名古屋の試合において、広島が全く前からのチェックをせず、どん引きで試合を進め、ピクシーが怒りのコメントを出しました。

広島や浦和は得点数だけは高いので攻撃的なイメージですが、実際見てみるとラインが低めのカウンターサッカーです。

まぁJリーグで攻撃というアイデンティティを持つチームはガンバしかなのですが・・・。


弱いチームが守備的なサッカーをするのは仕方ありません。
しかし、そのリーグを代表するチームが守備的なサッカーをするのはちょっと悲しいですね。

質の高い選手が居るのなら、攻撃的で素晴らしいチームを作って欲しい。

なので、広島や浦和の5バックサッカーは好きになれないのですよ・・・。

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