昨今また見直されている3バック。
10年ほど前はJで一番メジャーであったシステムですが、いつの間にかほとんどのチームは4バックになりました。
それが欧州のチームでも3バックで躍進するチームが増え、またJでも3バック採用の広島が優勝するなど、流行りそうな感じです。
ただしかし、広島や浦和、他の3バック採用のJリーグチーム全てに言えることですが、これらのチームが採用しているのは3バックではなく5バックです。
相手がボールを持ったときの守備側のスタートポジションを見ると、基本的にサイドの選手は最終ラインに含まれます。
当然、前からのプレッシャーはかかりませんので、後ろに引く形になり、所謂どん引きという状態になります。
攻撃のスタイルはカウンター中心になりますが、カウンターというのは最も得点しやすい戦術ですので、結果だけみると点が入り、試合を見ないで結果だけを見ている人に攻撃的なイメージを植え付けます。
今週の広島対名古屋の試合において、広島が全く前からのチェックをせず、どん引きで試合を進め、ピクシーが怒りのコメントを出しました。
広島や浦和は得点数だけは高いので攻撃的なイメージですが、実際見てみるとラインが低めのカウンターサッカーです。
まぁJリーグで攻撃というアイデンティティを持つチームはガンバしかなのですが・・・。
弱いチームが守備的なサッカーをするのは仕方ありません。
しかし、そのリーグを代表するチームが守備的なサッカーをするのはちょっと悲しいですね。
質の高い選手が居るのなら、攻撃的で素晴らしいチームを作って欲しい。
なので、広島や浦和の5バックサッカーは好きになれないのですよ・・・。
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