2013/05/13

スルガVISAデビットカード、海外使用時の問題点。


海外のATMで現地通貨で預金を引き出せる国際キャッシュカード。
現在この機能がついている銀行は、スルガ銀行、楽天銀行、シティバンクなどです。この機能は非常に地味ですが、海外旅行時にはとても便利です。

今回、スルガ銀行のVISAデビットを海外ATMで引き出そうとしたところ、何度やってもダメでした。今まで何回も利用していたのですが、今回なぜダメだったのでしょうか?

まず、今回引き出せなかった理由。
これはATMに表示されていたので分かっています。
暗証番号の間違いです。

しかし、暗証番号は絶対に間違っていません。最初はATMの問題かと思い、他のATMを使ってみましたが、やはり暗証番号が違うということで引き出せません。
結局、数回間違うことでロックがかかってしまい、カードを使うことができなくなりました。

旅行から帰ってきて、カスタマーセンターに電話して驚きの理由が発覚しました。

このカードは、国際キャッシュカードではなかったのです。

意味が分かりませんよね?
今まで何度も使ってるわけですから。

詳しく説明します。

まず、ボクは数ヶ月前、このカードの暗証番号を変更しました。
これが問題だったのです。

実は、このスルガVISAデビットカードには暗証番号が2個あるのです。
一つは、キャッシュカードの暗証番号、もう一つはVISAデビットカードの暗証番号です。
そもそも、カードを作るとき暗証番号の設定は1つだけです。
つまり、キャッシュカードと、VISAデビットカードは同じ暗証番号ということです。

暗証番号はwebで変更できます。

実は、このとき変更できるのはキャッシュカードの暗証番号だけなのです。


VISAデビットカードの暗証番号は変更できません。以前のままです。
この時点でキャッシュカードとVISAデビットカードの暗証番号は違うものになります。

ボクはそんなこと知りません。
スルガのHPでもそんな記載はありません。

ボクは海外のATMで現金を引き出そうとしました。
当然、暗証番号は新しく設定した番号を打ち込みます。

しかし・・・、

海外ATMでの引き出しは、キャッシュカードの機能ではなく、VISAデビットのクレジット機能を使っているのです。

つまり、暗証番号は以前の暗証番号ということになります。
新しい暗証番号を何回打ってもダメです。

ちなみに、VISAデビットの暗証番号は通常、変えられません。カードの再発行が必要となります。

以上、文章が長くなりましたが報告です。

たぶんこれって結構問題だと思いますよ。どうにかならないですかね?

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。ヨーロッパ旅行中です。
私も同じ間違いをしました。日本のキャッシュの暗証番号を押してカードが使えなくなりました。幸いロック解除をお願いしましたが、長期旅行なので冷や汗かきましたよ。
この注意点をもう少し大きく記載してほしいですよね。

せんしゅう さんのコメント...

コメントありがとうございます!

長期旅行の最中にカードロックがかかるとは・・・考えただけでゾッとしますね。
なぜこんな分かりにくいシステムにしてしまったのでしょうか・・・。

旅行中ということで、お気をつけて!楽しい旅を!