2013/04/22

サガン鳥栖3連敗。光明見えず、か?

柏レイソルに0−3で負けて3連敗・・・。
序盤にして早くも降格の恐怖と戦うハメになるとは。

去年の成績から、選手もファンもある程度の余裕を持って臨んだであろう今シーズン。豊田は順調に得点を伸ばしていますが、堅守を誇った鳥栖がまさかの守備崩壊で未だ1勝しかしていません。

選手に関しては大きな変化はありません。
センターバックのキムクナンが抜けたくらいです。確かに大きな穴になりましたが、彼がJリーグ最高クラスのDFかと言われれば違います。質は落ちてもカバーできない範囲ではないでしょう。
岡本も広島に戻りましたが、去年の終盤は高橋がレギュラーでした。

ではなぜこの結果なのか。

それは鳥栖が良くも悪くもJ1に慣れてしまったのではないでしょうか。

例えば、去年の序盤は試合後、ピッチに倒れ込む選手がたくさんいましたが、今年はあまり見当たりません。
鳥栖は降格の最右翼とみられていましたし、選手自身も他チームに比べて圧倒的に戦力が劣ることを自覚していたと思います。

それが今年はどうでしょう。

鳥栖の降格を予想するメディアはほとんどなく、豊田はいつ代表に呼ばれてもおかしくない状態。藤田のロングスローはJの名物となり、ユン監督は未来の韓国代表監督とまで言われています。

しかし、実際には選手の質は去年から変わっていないか、少し落ちている状況です。

客観的に見て、鳥栖の選手でJ1上位でレギュラーを奪えるのは豊田だけです。
J1中位でも、藤田とキムミヌくらいです。

基本的に、鳥栖がJ1下位の戦力であることは去年と変わっていません。
しかし、実力以上に自チームの戦力を評価してしまった部分が、選手や監督、ファンの中にあったような気がします。
その精神的な面が、プレーにかなりのマイナスの影響を与えているのではないでしょうか。

負け続けると、ファンは大きな変化を求めます。
強いチームなら監督を代え、資金のあるチームなら実力のある外国人を獲得します。
しかし、鳥栖にはどちらも無理です。
ならば、今のやり方で、今いる選手たちが必死に戦うのを応援するしかありません。

あとは上のチームと下のチームの差がほとんどないという、Jリーグの特殊性に期待するしかないですね。
1勝で順位が大きく変わるリーグはあまりないですからね。

とにかく残留目指して頑張って欲しいです。


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