海外専用プリペイドカード。キャッシュパスポートとマネパカードの比較

海外専用のプリペイドカードは、事前にお金をチャージしておくことで現地のATMでお金を引き出すことができます。

そう聞くと、国際キャッシュカードと同じようなものだと思いますが・・・。

スルガ銀行や新生銀行、ジャパンネット銀行などの国際キャッシュカードと違い、現地MasterCard加盟店でのショッピングなどでも利用出来る点がメリットになります。

また、これらのカードの注目点としては、最初から現地通貨でチャージできることです。

国際キャッシュカードでATM引き出しの場合、為替手数料として3〜4％かかりますが、この2枚のカードに関しては為替手数料はありません。（取り扱っていない通貨に関しては手数料がかかりますが・・・）

では、キャッシュパスポートとマネパカードの比較です。

上の表を見ての通り、圧倒的にマネパカードの方が優れています。
保持しておくことにデメリットが生じないのでいいですね。

キャッシュパスポートの方にメリットがあるのは、ニュージーランド、カナダへ旅行する場合もしくは利用者が16歳未満の場合に限られます。
どちらの国もワーキングホリデーなどで長期滞在する日本人が多い国ですので、一部の方にはいいかもしれませんが・・・。

表にあるクロスボーダー手数料とは、チャージしていない通貨でカードを利用する場合の為替手数料のことです。つまり、タイや台湾などチャージできない通貨の国で利用するぶんにはかなり損になります。

その場合は国際キャッシュカード（オススメはジャパンネット銀行）やクレジットカードを利用したほうがベターです。

そう考えると、海外専用のプリペイドカードにメリットを感じるのはだいぶ限られた人になりそうですね・・・。