2015/03/11

本当に中東が危険かどうか外務省の危険情報をチェックしてみた!

まぁ、いわゆる・・・なんとか国のおかげでだいぶ中東の印象が悪くなっている昨今。
10年ほど前にシリアやヨルダンを旅行したことのある身としては、現在の状況は悲しい限りです。

あの頃はシリアを旅行してて見の危険を感じたことなんてなかったですからね・・・。
どこへ行ってもWelcome to Syriaって言われてチャイをご馳走になってました。
それが今や・・・。

さすがに今のシリアへ旅行するのは自殺行為ですよね。
だけど、なんとなく中東で一括りにされて「危険」と言われると、それもどうかと。
実際、他の中東の国はどうなんでしょうか。
外務省の危険情報を見ながらチェックしてみましょう。






それでまぁ、外務省の海外安全ホームページで中東をチェックしたところ、見ての通り赤と黄色が多いですね。色が濃くなるにつれて危険度が高くなります。








黄色は、注意しろよ!
赤は、行くなよ!
ってことです。

では各国見ていくと・・・

シリア・・・全ての地域で「退避勧告」
イラク・・・ほとんどの地域で「退避勧告」(全ての地域じゃないところが意外ですね)
イエメン・・・全ての地域で「退避勧告」

この三カ国に旅行する人はいないでしょうけどね・・・。
と思いきや、たまにイエメンに行く人はいるようです。
町から町への移動に傭兵を雇わないといけないような国に行きたいというのもなかなかですね。
実は観光資源に恵まれた国なので平和になったら行ってみたい国ではあります。

では次。

エジプト・・・ほとんどの地域で「渡航の延期をオススメします」


これはちょっと意外な感じがします。確かに一時期デモやクーデターの影響で治安が悪化したのは事実ですが、現在はある程度落ち着いているはずです。
と思ってよく見てみると、カイロ、ルクソール、アスワンといった観光地に関しては「十分注意してください」になってますね。
エジプトも有名観光地の治安維持には力を入れているということでしょうか。
これらの地域のみを旅行するのなら・・・って感じですね。

ヨルダン・・・ほとんどの地域で「十分注意してください」


例の一件で有名になってしまったヨルダンです。これは一般の印象より危険度は高くないようですね。シリアが隣なだけに意外です。
旅行するとしたら死海やペトラ遺跡がマストの観光地です。

トルコ・・・一部の地域で「十分注意してください」


これもシリアに接する国です。さすがにシリアとの国境近くは「退避勧告」が出ていますが、国境から離れるにつれて危険度は下がります。
イスタンブールやカッパドキア、パムッカレなど、有名所は特に問題ないようです。

イラン・・・「十分注意してください」もしくは「退避勧告」


印象だけだったらかなり危険な国ですが、半分以上の地域では観光も可能なレベルなようです。実際旅行する人も意外と多いですからね。
退避勧告が出ている地域が結構広めなので、そこへ近づくのはダメですよ。

サウジアラビア・・・ほとんどの地域で「十分注意してください」


ちょっと個人旅行はしにくい国ではありますが、危険度的には高くないようです。
特にオススメもしませんが・・・。

クウェート・・・全ての地域で「十分注意してください」


なんとなくやっつけ感がある危険度情報です・・・。
セブ・パシフィック航空が飛んでいるのでもしかしたら行くこともあるかもしれませんね。

UAE・・・危険情報なし
カタール・・・危険情報なし


エミレーツ航空やカタール航空で、乗り継ぎのため利用する機会も多いこの2カ国。どちらも安全のようです。
UAEのドバイは街自体が観光地ですが、バックパッカーにはあまり楽しめないかもしれません。
かたやカタールのドーハは世界で一番つまらないとも言われてますね・・・。

オマーン・・・危険情報なし


隣がイエメンなのに危険情報なしとは・・・。
しかしスミマセン。観光的には何があるのか全くわからないです・・・。

以上でした。

ちなみに・・・みなさん大好きのバンコクですら「十分注意してください」がでてます。
とまぁそんな感じですので、あくまでも参考程度にってことですね。

※上記の情報は執筆時点ですので、渡航前はちゃんと自分でチェックしてくださいね。



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